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25 April 2024            [PR]  |   |
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さっき知った、10年以上前に雑誌で読んで、
ずっと全部読みたいと思ってたマンガの名前。
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「預言者ピッピ1」 地下沢中也
高校生のときにコミックキューで1を読んでからどう
続いたのかわかんなかったのだけどなぜだか最近になって
単行本が出ていたようで…って買って読んでみたらものすごく
恐ろしい話になってた。最後のコマでおしっこ漏らしそうになった。

ピッピは大地震を予知して、人々を救うために作られた子供型
ロボで、ピッピ開発者の子供の、4.5歳の男の子が親友なのだけども
その子が目の前で事故死してしまい、ピッピもそのショックで機能が
停止してしまう。ってところまでが1話まで。

子供のかたちをしていてもピッピはロボットだから、
想像するとか空想するとか願うとか、
そんなことはできなくて、でも友達の幼児は空想と願い事盛りで
そんな話ばかりするけれど、やっぱりピッピにはわからない…
と思ってたらいきなり目の前で友達が死んで、生まれてはじめて
ピッピは彼が生き続けることを願い、想像し、死んだはずの
男の子と話をする空想に逃げ込んだ…ってところなんだけども。

2話からものすごく怖い。そしてさっきも書いたけど
1巻の最後のコマが怖さのクライマックス。まだ続くらしい。怖いなあ。

「大発作」ダビッド・ベー
フランスの、有名なマンガ家(らしい)の自伝マンガ、去年の会社の本市で
買ったけど放置してたのをこないだ読んだ。寝る前に読んで2週間
くらいかかった。ジャンプくらいの厚さのマンガなのに。

主人公ダビッド・べーの
お兄さんが子供のときにてんかんの発作に襲われるようになった
ので、病院にいくけれども直らず、まだてんかんの治療法も未発達
だったらしく家族はお兄さんの治療法を病院以外でがんばって探し、
家族全員でいろんなことを(謎のオカルト教団に入会してみたり、
自然派コミュニティで生活して
みたり…)ためすけれど、周囲の病気への無理解や、お兄さんの
発作や思春期から始まった癇癪や暴力、無気力に疲労していく…
という重苦しい内容だけれど、子供時代の主人公の、自分を守るため
の、これまた重苦しい空想が豊か過ぎてせつない。こころの中で
「ぼくを守る鎧は、夜だ」と言って一人で庭の森に夜に出かけて
行って誰のことも心から閉め出してゴスな空想の鳥人間たちと
遊ぶところは、なんとなくみんな、子供だったときに覚えがあるんではな
いかな。

絵が、絵本のようだけれども邪悪で、ぐいぐい引き込んでくるし
すごい臨場感を持っていて当てられる。決してさびしいとか悲しいとか
本人は言わないし、渦中にあった人がそんな端的な言葉で他人事みたいに
自分のことをまとめたりできない生々しさのまま、そのさびしさとか悲しみが
自分の感情のように思えてきてしまう。
多分描くことで、やっと自分に起こったことを整理したのだろうと思う。
お兄さんのことを助けたいけれど何もできないし、
怪物のようになってしまったお兄さんとはもう仲良くできない
悔しさだとか…辛いなあ。でも読めてよかった。辛いなあ。

  

結局今日の休みはどこにも出かけずにコードギアスの1全話と2の1
まで見ていた。面白かった。

ルルーシュはやっぱりいかれてたけど、性格じゃなくて性格もだけど
実際に立場が王子様だからライトのような性格なのに高感度が高かった。
時々辛いときはライチ光クラブのゼラのように振舞うけれど無理も無く。
立場は男のクシャナ姫のようだったけど彼は死んだことになってるから
王族から隠れ住んでて、クシャナ軍のように命を掛けてくれる軍隊もいないし
ずいぶんはかないし覆面テロリストだし高笑いもふしぎとほほえましい。
あんなにドラマチックな生い立ちじゃなくてのんきなクラスメイトとのんきに
普通に暮らしてたら、のだめの千秋みたいになってたんじゃないかな…

それから私廃王子好きなんだ溥儀とかいや、溥儀しか知らないけど。

ルルのクラスメイトでニーナって言う可愛い地味女子キャラが出てくるん
だけどちょっとしか出てこないのに異常な存在感と自己嫌悪とネガティブ
な病みぶりといっかいだけ机の角でオナニーしてたのが超気になる百合
ガールで、1の最終話で、それまでしばらく出てこないなあと思ってたらな
んと出てきてない間、どうやら眠らずに自家製核兵器
を組み立てていたらしく焦点のあわない目をしていままさにボタンを押す
ぜ!的なところで場面が変わっちゃって安否がものすごく気になってた
んだけど新シリーズの1話ではまだ出てこなかったのだった。ニーナ生
きてるかな。

明日夕方五時に2話が放映されるらしい。見ようかな…


  

私の家は山のふもとの11階建てのマンションの6階で部屋の窓は
山側に面しており、山側には廊下も無くもろに窓ガラスに風が当たり
一晩中、泣き声とか笛の音とかうめき声みたいな音がしていた。

猫はちかを見つめてから食べずに持ち歩き、脱衣所の床に放置した。

アニメイトのイケメンはおやすみで、イムリの一巻をやっと買って読
むことができた。

最近読んだマンガは

ジェラールとジャック
PALM文庫版1~9
イムリ1.2
シグルイのあたらしいの
ホラーM2月号
さらい屋五葉3

あとなんかベロニカが貸してくれた可愛い百合マンガ
シグルイもベロニカの。さらい屋五葉は二冊買っ
ちゃったといって一冊くれた。
ホラーMはあの熊谷蘭冶さんの新連載(!!)を読みたくて買った。
全寮制修道院付き女子校もの。主人公の、ルームメイトの女の
子二人がいかれてて可愛い。いつか出会う恋人のために、
焦点のあわない目で10メートル以上ものマフラーを編み
続けるそばかすの子と、就寝前の抑えきれぬ食欲をもて
あまし花瓶の薔薇の花を食べちゃう太った子は仲が悪い。
主人公は女子校らしく潔癖なレズビアン。

濃い部屋だなあ。他の部屋はどーなんだろうと思ったけどそんな
場合じゃないものすごい展開になっちゃったんだけどあの二人は
この先も元気に出てくるのかな。出てきてくれますように。

ジェラールとジャックはずいぶん前に帰省中の友達の部屋で読んだ。
文庫になってたので自分で買った。やっぱりよかった。

シグルイはすんごく気持ち悪かった。
みんなまじめにがんばってるだけなのに。
おかげでもう虎眼先生がいなくても大丈夫なくらい強烈だった。
私は虎眼先生が死んでから虎眼先生がとても好きだったことに
気づいたけれど、牛股のことも、次の巻が出る頃には恋しく思って
るんだろうか。

気持ち悪くて真剣過ぎて命がけなのにどこか可笑しくて、
可笑しいのか怖いから痙攣しているのかそのへんは微妙
なんだけどそれらに圧倒されて最終的に
かっこいいのだとかきれいなのだとか思う。

 

去年から中断しては読むのを繰り返してさっき読み終わっ
たんだけども。
ラスコーリニコフは、ナポレオンみたいに歴史を動かす英雄
にとって目的をとげるための殺人や悪の行いはなんでもな
いことだというか、選ばれた特別な人間が遂行する大きな
行いに道徳は適用されないとか、世の中には凡人と英雄が
いて、自分は英雄に属するはずだがどうもそうも思われなく
なってきたとかいやそんなわけは無いとか言っていてすんご
い悩み倒して殺人強盗までして迷走するんだけど、
ライトは俺は選ばれてるとか思ってても悩まないし大真面目。
悩まないから頭が弱いのかなあと思ってたけど、
でもラスコーリニコフにもノートをあげたら別に悩まずライト
になるのかもしれない。で、ライトもノートを拾う前はラスコーリ
ニコフだったのかもしれない。

マンガの、第一部の最後まで読んでいないんだけれど

ふたりとも不幸な女子を結果的に救い彼女に愛されていること
を利用する。ラスコーリニコフはソーニャのおかげで
病的な自意識がんじがらめの英雄からただの人間に戻ることが
できたけれど。

同じくらいの頻度で鬼気迫ってて、緊張感がインフレしてるん
だけども、デスノートの緊張感はLが死んじゃってスプーン落
としたとき以外上滑りしているような気がしてわたしには切実
じゃなかったんだけど、罪と罰のはいちいちヘビーで切実だった。
ので何度も疲れて読むのをやめた。

もちろんあの上滑り気味のクールな緊張感が魅力なんだとも思う。
悩み倒すライトのお父さんの影が同じ空間に居るとは思えないほど
異常に濃いとか。蛇のような目でエロ本を見てるライトとかあとライト
のものすごい顔とか。

デスノート読みたい
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