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14 August 2009            お盆休みがないもので  |  日々  |
シフトの限界を越えてお盆休みが欲しい人が休んでるんだけどもわたしは休んでない方の人で、かといってときどき忙しいくらいだ。

昨日同じ持ち場だった休んでないほうの仲間で仲良しのひとが、首の脛椎ヘルニアをぶり返して休んで整体に行かねばならないところを限界シフトのために無理矢理に来て酷い顔で、縛られたような姿勢で毒を吐きながらときどき唸りながら仕事をして昼休みに整体に行き、結局早退していった。

限界シフトって嫌だなあ…


レベッカブラウンというひとの表紙の綺麗な「私たちのやったこと」という短編集の文庫を読んだ。内容もきれいだったけどそれと同じくらい悲しくて酷いのですっかり暗い気分になった。悲しくて酷いほどきれいなことを本当だと(もちろんそのきれいなことはフィクションだけど)思うんだけど匙加減があってそれが私にとって絶妙だったみたいで昼休みに読み終わった後数時間へこんだ。訳者が書いたあとがきを読んだら、レベッカブラウンはレズビアンだそうだ。「アニー」という優しいカウガールのレズビアンの小説がとてもよかったのでなんだかそんな気がしてた。

「ねじの回転」はアンダーザローズみたいな時代と舞台設定で貴族のみなしごが使用人と住む城で、主人公で牧師の娘の新任女性家庭教師が、前任者で故人の喪服美女家庭教師とその彼氏の美男でショタコンだったみなしごの保護者である叔父の従者(故人)の亡霊に怯えて暮らす話なんだけど、怯えは、推測はほとんどなんの物的証拠もなく家庭教師の脳内でほとんど病的に膨らみゆくため、主人公の妄想なんじゃね?この人は単に気が狂ったんじゃね?って思いながらレベッカみたいに謎やトリックのネタばらしがあって終わるはずだと信じてたのにそれもなく謎は謎のままに唐突に終わった。なので注意深くもういっぺん読んだ方が良さそうだけどたぶん読まない。

あと40年くらい前に二十歳で自殺した女性の残した14才から死ぬまでの日記帳を本にしたという「二十歳の原点ノート」をよく読んだりとばして読んだりしてるんだけどもっとモヤモヤしすぎだった若いときに読んだら良かった、14才とかそのくらいの時に。内省的で誰に見せるものでもなかった彼女の秘密のノートだけど、14才の彼女の日記はきっと14才の、彼女よりもずっと愚かでばかな私にとって勇気の出る読みものになった気がする。





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