仕事が今月で契約切れだ。だから４月からはなんにもなくて、１月くらいに行った職安では、大学生で混み込みで、昔、大学生は職安にはいなかったんだけども。パソコンも使いにくいし込んでいたから今日の求職表というものをもらったら、現場監督とか、建築や土木工事系の経験や資格の必要な仕事しか載っていなくて、わたしはクレーンも運転できないしなあ…と思ったっきりでいまだにぼんやりしている。
 
今いる大きな会社のゆるくて暇な部署は、大きな会社の子会社の派遣会社の派遣契約で入って、コンプライアンスがなんとかで別に何も変わらぬまま本社の直接契約となりユルユルでやってきたのだけど、縮小した派遣会社も「４月ですか…すいませんなんにもないです」というばかりだしそうだろうねえと思う。一月に少し検索したその他の業種というカテゴリだと日高でサラブレッドを育てる仕事ばかりだったし。

土曜に同僚にお茶に誘われて「来週の土曜はもういないのね」という雰囲気になったり、仕事の秋時間中に向かいのコンビニに台車を持ち出して、よくご馳走してくれた社員がたくさんいる部署へ餞別のビールを買いに行ったりしていても、さっぱり実感がない。同じ日に入ったひともそうらしい。みんなそうしてやめていくようだ。こないだ送別会にきてくれたやめた人がそういってた。

暇だったうえに三年半もそこにいたので、同僚とたくさん話したしみんな強烈なキャラだった。なんだか年も近くて学校のようだった。性の相談室もいたしなぜだか互いの恋人の名前を全員が知っていたし、恋人との顛末や何がどうしたとかも結局全員の知るところとなるし、学生時代にやりのこした女同士の友達づきあいを補修したような…お姉さんから面白いおばさんにともに発酵していく過渡期というか…あんまり注目されないけどそういう思春期のような時期を過ごしたよね。昔、私のお世話になった保母さんが、転んだら必ず「あいたたたた！先生今のでお尻がふたつに割れちゃったわ！！」って言ってたんだけど…そうなってきたよね。お姉さんはそんなこといわないよね。楽しかった！

パンは、こないだココナッツミルクで練ってみた。ココナッツミルクの油分でつやつやでふわっとしていたけれども、若干水分が足らないと思った。香りはいい。