













今年の夏休みはいろいろなことがあったし、たくさん遊んだ。
去年の今より15キロ太って膝が痛い。
二日かかるかと思っていた墓参りが一日で終わり、今日は
このあいだ80歳で亡くなった大叔母の部屋にあった写真を整理していた。
どの写真もとてもすてきなんだけど、あと4分の1残っている。
昔は印画紙が高かったのか、小さい写真がたくさんあって
ポケット式に収まるものではなかったのでピタッとアルバムの台紙(高い)
を買ってきてものすごく暑い部屋の中でたくさん汗をかきながら
作業をしていた。
ピタッとアルバムは余白を残さないと透明フィルムがくっつかないし
スキャンするときも光ってあまりよろしくない。
データがほしいと、本家の写真館をしている大叔母の兄が法事の時に
言ったので、すべてファイリングしたら実物をあげてしまおうと思う。
一番ほしい人のところにあるのが一番だから。
どうして私が整理をしているのかというと
遺品整理に行ったときに見つかった古い写真をすべて捨ててしまう
というので、見てみたらあまり素敵なので何かの素材に使ってく
れる人もいるかもしれないと思いギャラリー犬養のフリマで売ろう
と思って引き取ってきたのだった。
整理するうちに80歳だった大叔母が幼児だった時から高校生の時、
就職してから、肺結核で療養所にいたとき、また職場に戻ったとき
親戚や同僚や看護婦さんや買っていた犬の写真なんかが、実家が写真
館をしていたせいか大量にあってしかも一枚一枚がなんだか素敵な
ものだったので、せっかくだと思いフリッカーにアップした。
私は、親戚付き合いもあまりなく家族写真を撮る習慣もないけれど
大叔母の写真を整理できて満足している。まだ会ったことのない、
とても元気な大叔母に再開した気分だ。
紙もあまり強くなくて、だめになってしまうものかもしれないけれど
データよりはずっと頑丈で単純だよな。
夏休みの最終日にふさわしい、お盆らしい過ごし方をした
My great-aunt's photograph
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