熱が出て寝てた
がんがんねむれる
しごとにいけなかったりうまく動けなくて猫を踏んだり500円玉の夢を見たり起きてドラマをとちゅうからみたり明けがたと夕方を間違えたりスカイプで話しかけてうるさいなあって思われたりたこ焼きパーティを欠席しますって言うはずが延期しましたって言われたり常に目が濡れてたりしてあんまり普段とかわらないようでいてぬるぬるした膜の中にいるみたいだ。
夜中に起きてたからといって何か作れるほど元気なわけでもないのでおふとんのなかでまじめな、同人誌即売会には来ないタイプの、本来の同人って意味の小説のサークルでずっと活動していた70歳のひとの端正な小説が文庫本になったものを読んであんまり共感はできない…と思いつつあいだに携帯でBLマンガとエロマンガを読んでるうちに朝になってきた。
両方エロいんだけどエロマンガのほうがドライなセックスとちょっといい話にまとめるところまでで気持ちの描かれかたはどらえもんくらいに淡く、BLマンガのほうはエロから恋に発展する多幸感をていねいに描写したのち情がわいて養子縁組を成就させるところまで。そんな少しのデータでこんなこと言うのは乱暴だけどもよしながふみの大奥の最新刊もこないだ読んだけどそのへんのちがいでごたごたし続けていた印象がある。けどもうそれを3周位してる。
こないだずいぶん久しぶりに同じ中学で同じ小学校の友達とあったら、中学校のときに同じクラスでちょっと仲が良かった男の子がずいぶんまえに亡くなったって聞いた。むかしかれとはなしたドラマの話や、消しゴムをぶつけ合ったことや給食のいちごをとられそうになって取り返したことを思い出して、こんなことならイチゴくらい食べさせとけばよかったとか思ったんだけどでも、もしかしたらこれはデジャブだなって気づいた。会うたびに私は彼女たちから同じ話を聴き、同じことを思うループにはまっている。それを聴くたび驚き、ひとしきり悲しんですぐに忘れることを繰り返してる。だから書いとくけど。ここに。それは少し恐ろしいことだ。かしこいおにぎりみたいな男の子のことなんだけど。
死んだ猫や犬と人は死んでしまうとそんなに変わらない気がする。好きだった猫や犬や人のことなんだけど。
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