おそくなりましたがあけましておめでとうございます
年が明けてもう一週間ですがわたしは暮れに閉店したロフトで買った布描き絵の具で遊んでいました。あと、草食男子の巣窟のような雑貨店に行きました。そこは書籍も扱っており草食男子という名前のついた啓発本の品揃えが異様に良く、それによって草食男子にターゲットを絞った店なのだなということがわかったのでした。おしゃれビルのメンズフロアの中心にあり、よく見れば店員も男性だけでどこと無くのび太風です。いったいどこまで本気なのでしょうか。草食草食言うて自覚症状ってあるもんなんでしょうか?周りの男性がどうかというと草食というわけでもなさげです。ほんとにそんなにそんなもんが大増殖しているのでしょうか。リサーチできるほどの友達もいないけれども。
そうして手に取った恋愛についての草食男子への啓発本は割りといいことが書いてありました。「何の疑問も持ったことが無かったかもしれないけれど女性というのは割りと性別役割に縛られていて大変なんだからそこは理解して接したほうがいいのです」というところがパラ読みした中では感心しました。別に普通の啓発本でした。草食男子なんてもんがいたとして、それを性別役割を疎んじて省エネモードに入った若めの男の子としていうならば、女性にニコニコしてろとかかわいい服を着てろとか痩せろとか和ませろとか当然のようになにを言ってるの?的なところに共感しやすいのかも知れず、そうするととっても仲良くできるのかもね草食なんてものがいて、そうでない男女に比べるとねとか思いましたがあんまりどうなんだろう。おおむねそれを進んで許容することもあれば猛烈にいやなときもあり、大人ってことは、それを広い心で受け入れたり、利用したりしておおむねきもちよくやって行くってことだとも思っていて、もっと言えば女性の性別役割を進んで許容したい相手というのは恋人とか夫だとか息子だとかに限られてるはずがなぜだか多くの異性にたいしてそうすることがふつうってことになっていておかしいし、男性も重い物を持てとかお前が払えとか思われていやだなあってことが多いんだろう。結局、それは明日とかあさってに変わるようなもんでもないので互いに異性に押し付けられた割と理不尽な役割を気遣ったりしつつ、気持ちよくやる大人になるしかないんだろうけど。
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