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13 April 2008            コオロギに呼ばれた  |  日々  |  C:0  |


コオロギと言う明るい性格の賢い猫が去年の夏に死んだ。

先週の休日のドライブでは道を間違えて、死んだコオロギ
を焼いてもらった市営の動物管理センターがある場所の
近くまで行ったけれど、それには気付けずにチョコレート
工場の直売店で喉が痺れるほど甘いチョコクロワッサンを
食べて帰ってきたが、今日もそんなつもりも無くなぜか
その近くまで偶然たどり着いてしまい、やっと
「ああ。コオロギが呼んでいるのだ」
と思って共同動物慰霊碑にお参りをしてきた。
コオロギと他の人が飼ってたペットを一緒に焼いた
灰はそこの慰霊碑の辺りにあるって話しだった。
お参りを済ませたら、それまで重たかった母の肩が急に
軽くなったそうだ。そして私も、そこにたどり着くまでどこにも行けな
いような重たい気持ちで運転をしていたのだ。
ウサギの毛皮でできたぼんぼりが細い棒についた猫と遊ぶための
おもちゃを買って車に積んだままになっていたのも本当はコオロギ
のためだったのかもしれない。

お供え物がいろいろ置いてあった。カニカマボコとかひまわりの種だとか
缶詰だとか。花束もたくさん供えてあって全部新しく新鮮であった。

ルルーシュは、見られなかった。
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