文庫のオンディーヌとiPodシャッフルとお弁当。
シャッフルにはこないだ買ったハンバートハンバートのCDの曲を入れたばかりで、通勤電車のなかで「おかえりなさい」という泣ける不倫の歌が巡ってくると鼻がつんとして辛い。
不倫と言うか、半同棲してるらしき男女の、何もしらぬ女のほうが「このひと…実は家庭があるんだ!」と気づいて、その関係を終わらせる別れソングなのだけど、その仕打ちに怒ったり恨んだりする様子を見せない女子の優しさと愛と意地がなんだか凄い。って書くとドロドロしてそうだけど聴いた感じあんまりドロドロしてない。男の人が歌ってるのもあると思うけどもとにかくひたすら悲しいのでイントロのハモニカを聴いただけで涙ぐんで早送り。
昨日は、お昼にプードルとルルーシュ会議だったんだけど、実はプードルは10話からルルーシュを見始めたんだけど10話までに何があった?と聞かれたので物凄い説明に困った。入り組んでてあんまりかいつまめなかった。
昔、中学生のときにガンダムウイングを一回見逃したから説明してって言われたときも、たった一回で、ただでさえ入り組んだ筋が二転三転するので大変だったうえに自分でも一回見ただけで消化したわけでもなく猛烈に難儀したっけなあ…と言うことを思い出しつつ30分だけで凄い情報量のアニメを恐ろしく思った。
プードルはルルーシュが高笑いしてても、仕方ないと思ったらしい。あの襟の高い裏の赤いマントも、よく動く両腕も仕方ないと思ったというか特に変なことだとは思わなかったそうだ。
私は、ルルーシュが高笑いしてるとテンションがあがる。
あと、前シリーズの終わり2、3話の暗い目をしたスザクはルルーシュとおなじくらいかそれ以上に魅力的かもと思ったけれど、プードル的には良くない方への変化だったらしい。
そーか…
本当は死にたがってるスザクに生きてて欲しくて「生きろ」と言う魔法の命令をしたルルーシュに対して「君は存在していてはいけない人間だ」って言い切るスザクはもうおひとよしでも死にたがっているわけでもなくなんかこう、暗い目をしてるくせに生き生きしていて良かったと思う。ルルーシュもざっくり拒否されてかわいそうで良かったと思う。スザクのほうが業の深い生い立ちをしていて、それでも子犬みたいな目をしてたのは誰も呪ったりしないからで(自分のことは呪ったと思うけど)そんなのはいたたまれないから早く誰かを呪って暗い目をしたらいいと思ってた。まだそれでも、建設的なことを言うのかな。
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