こないだ、マヨ料理の人妻から焦げない焼き方を習ってからというもの、なんどかハンバーグを作っているのだけど、さっぱり美味しく出来なくてなにか、ぼやけたような味がする。マヨの人妻によるとハンバーグ肉を練ってるときにそこにマヨを加えると最高らしいけどそれはあんまりしたくない。

焦げない焼き方というのは、中火で片面に焦げ目をつけてからひっくり返し、すぐに鍋に少量の水を入れ、ふたをし、とろ火にして14分蒸し焼きにするって言う焼き方なのだけど実際に焦げないし厚くても中まで焼けるのだけど肝心のそれがまずいんだ。一体なんなの。

最近していることが思い通りに行かなくて、思い通りに行かないことなんて当然かと思いながらもどうにかしなくちゃ続かないほどの切羽詰ったストレスを抱え、何とかするためにひとりでがんばって、一見解決したかに見えたもので達成感を12時間くらい感じて、そのあと、それまで大事にしていたはずなのに割りとどうでも良くなった。そしてその達成感なんて、冷静に考えたら、なかったようなことにたいするものだった。あんまりがんばるようなことでもないにもかかわらずがんばったんだけど。それを、解決したところでつまらないものはつまらないってわかったような気もするが、確かそれまでは、充実していて楽しかった。それが大事か大事でないかはべつとして、むしろ別に考えることで追求できるような楽しいことの可能性も見つかった。そしてもう大事に思えなくても、その結果やめても、たぶん予想よりも悲しく無いだろう。とても気が楽になったし、維持のためにする努力はもう私の役割ではない。

明日は2ヶ月か3ヶ月会ってなかった友達に会うので嬉しい。