シックスセンスのナイトシャマランの映画で
きれいな映像と鬱々と静かな雰囲気で、いやーーーな落ちで、
何のたとえなんだろうと思うと、嫌な嫌な嫌な映画だったけど、
好きか嫌いかというと好きだ。
100年位前の森に囲まれたきれいな村に住む人々の話で、
展開するうちにその村が外とかかわりを断っていること、
森には恐ろしいものがいること、村と森には決して超えては
いけない境界があり、それを超えると森にいる恐ろしいものが
村に入ってきて家畜を殺しまわること、赤い色は彼らを呼ぶ不吉な
色として禁じられていることなんかが解ってくる。
それ以外にもきれい過ぎる村の暮らしやちょっとしたお祈りの作法
も、何か違和感を感じるし、不自然。
盲目だけど、オーラが見えるアイヴィーと不自然な村に疑問を抱
くルシアスと言う若者が主役で、瀕死のルシアスを助ける薬を取りに
行くために恐ろしい森を越える盲目のアイヴィーはグリム童話の
勇敢な末娘みたいだった。題名は、忘れてしまったけれど、母親
の病気を治す命の水を取りに行く兄二人と妹の話。途中で兄二
人は、邪悪な試練で石や砂にされて、妹だけが生き残り目的を
遂げる話。
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