さいきんは、めずらしくかぜがながびいて、ぼんやりしたままで、なんとはなしに懐かしいですがこの状態は、
じっとしていると気持ちがいいんだけど仕事をしていると辛いものです。溜息のように重い呼吸が、
美味しい空気なのは好きなんですが。
夏の終わりに鯖江市から北上すると言うグループ展に出すための絵をそろそろ描き始めるころ合いで、
「板に絵を描いてみようかな、流行っているし」と思って買って来た帰りに近代美術館でアイヌアート展
を見てアイヌ人作家による雄大な木彫り作品を見てちょっと恥ずかしくなったりしていました。
あと水彩絵の具って板に定着すんの？ジェッソ塗ったほうがいいのかしら。木目消えるのやだ。
アイヌアート展は面白展示でした。
アイヌの刺繍が昔から好きなんですが、モンゴル系の衣装にその刺繍がしてあるものも
展示されており、モンゴル系の服も好きで、ほんらい服の柄はもっときらびやかなものなんですが
渋くて力強いアイヌ文様によく合っていました。
アイヌ民芸のクマの木彫りはとても有名ですが、北のほうの人々のクマへの愛が興味深いです。
ロシアとか、ヨーロッパとかアラスカとか。
イヨマンテというクマの神様のおまつりがあって、学校の授業か何かでその古い記録のビデオを
見たことがあります。
山で捕まえた小熊をおうちのなかで子どものようににかわいがって育て、大きくなって力が強くなると外に
小屋を建てておもちゃを与え、散歩に連れて行ったりして村の人全体で大事にします。
みんなクマが大好きだし飼われてるクマはじっさい本当にかわいい生き物でした。
でも、クマの魂を山に返すために殺す儀式をしなくてはならないので祭りでは村中全員大号泣で、
その記録映画を見ているみんなも大号泣です。その暮らしの中にいたわけではないけれど
大事な儀式なのは理解しました。猛烈に悲しいし今も思い出すと反射的に涙目になるくらいです。
いつも、忘れちゃうような気持ちは重要でも重要でなくてもツイッターに書いてそれでも結局
忘れていくのですが、もっと若いときにたくさん日記を書いていたときの気持ちはあまり思い出せず、
自分が他人のようです。今よりずっとまじめな気持ちで生きていたように思います。または
エネルギーが有り余って夜に金縛りとなっていた中学生時代の名残みたいなものだったのかもしれ
ません。
あとは、虹のような七色のベルト状のグミが美味しかったくらいでしょうか。
外国の、強烈な色と匂いの菓子を量り売りする店がサッポロファクトリーにあって
昔から好きなのですがあまり理解されません。久しぶりに行ったらグラム３９８円
か４９８円だったのでもっと安くしてほしいなと思いました。円高なのに
PR
お久しぶりです
ＫＫ展の記事を書くのがずいぶん遅くなってしまいましたが
いま絵も同時に描いていて、就職活動も同時にしていますが
すべてだらだらやっていたんですがなんかもうせっぱつまってきて
超駆け足で絵を描いています。数年ぶりにＡ2の。パネルの。
パネルのいやなところは、大きいところと、水張りが下手なところと
この絵は大丈夫だろうかと不安を覚えた時に裏側から光にすかせ
てみると、いかんところがわかるものなのですがそれができないと
ころです。あとでかいのはいただけません。
ＫＫ展とは総勢２１名の（きれいな心）（北のかわいい）を持った人々の
立体・服飾（帽子と拘束具）・絵画の展示です。
詳しくは以下です
チラシもありまして札幌市内各所に置いていただいています。
専用ブログがありまして
http://ameblo.jp/kk-exhibition/
こちらにチラシのある場所や参加作家の
詳しい情報がのっていますのでどうぞご覧ください。
よろしくお願いいたします。
土曜日中、日曜終日いようと思います。きてね～
http://galleryinukai.com/schedule.html 於ギャラリー犬養 13時～22時30分。最終日7/15（日曜）
★７月の11～１５日まで
ギャラリー犬養のお風呂ギャラリー1.2で「
アケミと結展3」をやります。
今週末かさ来週から、札幌市内のあちこちでDMをおかせていただく予定でいますので、
もしみかけたらよろし
くお願いします。
★オリジナルポストカード展『+P7』に参加します
札幌市中央区南1条西4丁目 4丁目プラザ 7階
4プラホール
2012年8月3日（金）～2012年8月12日（日）10日間
（リンク先は去年の「6」のページです。こんな感じのイベントのようです）
気持ちが迷子の野良猫ジャガーさんと中井結さん、
フランス人自画撮り
写真家ヤニス★エンジェルさんとチーム参加予定です。私がめちゃくちゃ
注目してるのはヤニスさんで、あんなポストカード見たことないってところ
なんですけど、暑中見舞いにいかがでしょうか。
★わりとたくさんの作家さんをお招きして「北のかわいい展」及び「KK展」
という展示を
kohzeの徳木さん、
近未来美術研究所の荒木博士、中井結さん
と企画しております。
会期は９月２３日（日）～３０日（日）の七日間で、昼の部（kohze）と夜の部
（
necco）に会場をわけ盛りだくさんな内容となっていますが、まだ会議で
決めることもありまして近近に展示用ブログを立ち上げてお知らせをして
いきたいと思います。２９日にはパーティも予定しておりますのでどうぞお楽しみに！
★友人の版画作家
古林玲美さんは栗山町在住でして、栗山町の作家たちのギャラリ
ーショップに参加しています。このあいだ遊びに行ったのですが、みんなで改装したと
いう建物の雰囲気も中で売っている作品もほんとに素敵だったので写真を撮らせても
らってきたのですが、栗山にお立ち寄りの際はぜひ
gallery&shopキロルへ。
8月の前半週の土曜か日曜にもしかしたらかるい糊綴じの豆本教室をさせてもらうこと
になるかもしれないのですが、詳しいことが決まったらまた後ほどお知らせいたします。
キロルの写真はこちら→
◆
近況ですが、チーズ売りとか絵を売って家賃光熱費を出してましたが、また就職しまして
仕事覚え中です。新しい職場は実家の近くにあり、せっかく便利なところに引っ越したの
になあと思いつつ楽しく暮らしています。ご無沙汰しておりましたが元気にしています。
あとこないだ玲美先生に習ってはじめて版画をやらせてもらいました。呪われた感じ
の業の深い線が出るので、もっと上手にできるようになったら額装して
売りたい！と思っています。小さいかわいいこってりしたデザインの額が売っていると
ころを見つけまして。版画のあの禍々しい可愛い細い髪の毛みたいな線ならば、私
の線画でも額に負けないような気がする。
久しぶりに学校に行ったりしています。
絵も売ったりしています。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b133718169
心の体力というものの話を、ツイッターだと思うけど
なんかで読んで、あとは「塔の上のラプンツェル」を見たりして
はあそうかと思っています。
あの母娘の濃厚な支配や依存や甘えや脅しは
あんなにあからさまでなくて事象がはっきりしてなくっても
普遍的な話だよねって思ってベロニカを見たら
「異常すぎる！！サイコだ！」って顔をしてたので
普遍的だよねって思うのをやめました。そうでもないみたい。
でもあるところにはあって、ないところにはなくって
まあなんでもそうか。
アンチエイジングに夢中なラプンツェルの継母の魔女は
もちろんアンチエイジングのために彼女を閉じ込めたけど
ちょっとは愛してたっていうか、ラプンツェルの暮らしは文
化的で、それなりに楽しそうで、ペットみたいに思ってたの
かもしれないけど大事にされていていびつな愛を感じたの
でちょっとかわいそうだった。
あとラプンツェルの彼氏が誰かに似てるなあって思って
よくよく思い出したら７缶に出てくるヒストリエのアレクサ
ンドロス王子のお母さんのオリュンピアスの間男に似てた。
アレクサンドロスとお母さんも強烈。
あと、このブログのツイッターウィジェットを今使ってるアカウン
トに貼り替えました
