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24 April 2024            [PR]  |   |
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展示のお知らせです ニクミックス展
場所はうつわ・こまもの・コウゼさんです
2015.2/19~22.26~3/1(月・火・水はお休みです)
12時~19時半 お肉の絵を販売します グッズもありますよ。

ほぼ肉の絵を飾るんですが無花果の絵もあります。
私は土曜日と日曜日はコウゼさんにおります。

発注はまだなんですけど、お肉のスマホケースも売る予定ですが現物もないのに
注文はしずらいと思うんですが以下のスマホの方が対応OKなので1月24日
くらいまでに教えていただけると発注できますので受注販売もできます。
何もなければアイホン5だけを注文します。

あとは、牛タンの缶バッジかマグネットかを発注しようかなと思っています。
個人的に肉シールがほしいんですけどちょっと調べたら最小単位で500枚とか言ってるから
会う人全員に無料配布してもなくならないので止めておきました。でも欲しいな。

まだ予定の半分くらいしか絵の点数がそろっていないので今、描いているところです。

コウゼさんは器のお店なので肉を乗せるすてきなお皿が売っています。

おなかへった

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昔から、コミティアに出てみたくて、でも出ることもなくマンガをずっと描いていなかったのだけれど、久しぶりにマンガを描いたら腱鞘炎になりました。集中力も、一気にたくさんのことをする能力も衰えていて自分の老化を感じましたが、まだ描けちゃうことに驚きながら、苦行みたいで、でもほんとに楽しかった。それに夢もかないました。

自分がまさかまた寝ないでコンビニで朝方に大量にコピーすることなんてまったくここ数年考えたこともなかったけど、コピー機はめちゃくちゃ改良されてて面つけも、ページ合わせも必要なくなっててほんとに助かりました。

当日は、もう何年もマンガを売りに行ったりはしてなかったけれど、売りに行ってた時だって見たことないくらいにもう本だらけで興奮しました。見本誌コーナーという、大量のストックされた見本誌が隅の机に乱雑に積んである宝の山みたいなコーナとか、異常に厚い本だらけの委託コーナとか、ほんとに短い時間で、あんなのじっくり見られないものでせめて5時間くらいはあったらいいのに。 10年前によくイベントでおみかけしていた、懐かしい方々にもお会いできたのがめちゃくちゃうれしかったけれど、一つも寝てなかったためにあまり何を話して、何を言っているのかいまいち理解ができていないところがあったけれどほんとに幸せな時間でした。10年たっても描いてることは違っても、結局全然違ってないのとか驚きだし嬉しいことでした。

あんまり言葉も交わさないけど、みんながその日のために頑張って本を作ってちょっとドキドキしながら売りにくるあの感じとか、ほんとに良いからまた、ちゃんと万全の準備で、よい体調で、おもしろい本を探せるように準備してまた参加してみたいです。

写植を入れ忘れて手書き部分があったり、ガタガタのコピー本を買ってくださった方々も、男性も女性もいて皆さんが本を買いに来ていることにも普通に驚いたし、本当にありがとうございました。


あ~面白かった!



たましいの自由について。

胎界主っていうウェブマンガを大好きでもうずっと読んでるんだけど三日に一度
3枚ずつ更新していく超大作ウェブマンガで膨大な枚数と、行間(コマ間?)を読
ませるような説明をし切らない描き方と独特のコマ割りと複雑な伏線や展開で
(見開きではなくて横長のページでタンタンのマンガ絵本みたいな感じのやつ)
うわ読めないって思った人はきっとはやくに読むのを諦めちゃうはずなんだけど
めちゃくちゃ面白くてたくさんの人が読んでいる有名なマンガです。


いろいろな強そうな悪魔とか、別の世界や、妖精や神様のチームなんかがそれぞれの
利益のため世界の維持のため小競り合いをしている。
だけどいろいろな強大な勢力の中で一番非力な、人間だけが
「たましい」を持っていて、それは過去にないものを作り出せる唯一の能力で過去にな
いものを作るというのは不可能を可能にする力であり、そうやって唯一、種として成
長して拡大していく勢力だという設定がある。

ほかの悪魔だとか妖精の世界ではそれができなくて、でももともとこの世に生まれた瞬間
から強すぎる力は持っていてはじめから
ゲームとかでレベル99以上にはもう行けないような状態で、人間をエネルギー
資源としてなんとかそれぞれの世界を経営する構図になってる。人間をエネルギー源と
しか思わないものがほとんどだけど(まどかマギカのキュウべえたちの世界みたいな感じ)
進化って驚異だなって思ってる存在もいる。

たましいの力でもって不可能を可能にする人といってもその影響力は大なり小なりあって
例えば新しいレシピを作る料理人とか、富を生む投資家とか、それまでにない作品を生む
作家とか芸術家とか政治家とか社長とか宗教家とか発明家とかそういう人々を「胎界主」
という。自分の意志で決めたことをやって何かを生み出せる人たち。

そういうのがずば抜けて強い胎界主が主人公で自分の持っていきたい展開にどうにか
しかし確実に持っていく力のある、でも何も信じられなくてじつは生きているだけで
もう大変な人で大人なのに碇シンジくんみたいにガタガタの、大人だからすねててそれ
どころじゃない人で読んでもらう他ないんだけどぜひ読んで欲しい。

胎界主のたましいが力を発揮するには、胎界主の「自由意思」がなくてはならない。
自由意思っていうのは文字通りの、それを自らが望むことだ。望むことは自分の欲望を信じるこ
とだよね。それがその人の周りを巻き込んで影響された人がその人の行為の一部に(組織に加わ
るとかしたいことに協力するとか部下になるとか)なっていくことでその人々を胎界主に対して「胎界物」と呼ぶ。
それで、その影響下にある事物を胎界と呼ぶ。規模の大小はあっても
胎界を作って何かを成し遂げることは「創造行為」と呼ばれる。

胎界主のはなしをしたいのではなくて、いや、したいけど
物語というのは何かを強く望む人が主人公で、現実世界でもそうだけど
そう言う人は影響力をもってなにかしらやるでしょう。

でも、なんでもできる「たましい」の資質はみんながもっていても
何かを成し遂げるところまで強力な意志と信念を持てずに生きて死ぬ人がほとんどだよね。

私はいろいろな物語が好きだけど、あまり自分に主人公感は感じない。
自分の人生で「たましい」を持っていて人生の主人公ではあるはずなんだけど。

ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟の物語中の物語で次男のイワンの作った
「大審問官」ってう話がある。内容は、イワンたちが生きてるのって
130年くらい前なのかな。それくらいにキリストが蘇ってしまう。それで本物か偽物か
大審問官のところに連れてこられて面談をするのだけど、本当に蘇ってくれたのだとしたら
人間の罪は許されてみんなの魂は罪から自由になるのがいまこの瞬間ってことだよね
(昔小学校の前で配られてた怖い絵の聖書絵本の知識だとそういうことだったと思う)
だから大ニュースだし、もし偽物ならほんとにシャレにならない冗談で処刑ものだよね。
重要なことだからキリストと大審問官は二人きりで極秘面談を行い、まちがいなく本物だって
判断したのにそれでも偽物だったことにして公開処刑をしてしまう。
どうしてかというと、大審問官はたくさんの信者の「罪に縛られてる代わりに教会や信仰心
に守られてきた心」がひとり立ちして急に世界に立ち向かうなんてできないと判断したから。
だからうそでも今の、割と心の平和があるこの状態を維持して信者を守らなくてはいけない
し、それが自分の仕事だしそれが今の世界だし神様はもう蘇らなくっていいってこと。

この話の主人公は大審問官で信念を持ってキリストをまた殺しちゃうってところは確かに怖い。
世界に立ち向かうのは自分だけでいいって言ってる。すごく傲慢だ。

作者のイワンは結局、こんなことを言う無神論者だから(でも人の心の中の悪魔を信じてる)自
分の自由意思に潰されてしまう。不幸な人間が存在するこの世界で自分は幸福になんてなれ
ないとか言ってるからもう世界には絶望してるんだけど、それでも本当は神様を信じてて不
幸な子供を救わないことに不満を抱いてる。

自由意思で無神論でこの世界の主役(殺人をしても罪に問われないナポレオンとか英雄たち)
の仲間入りをしたかったのが罪と罰のラスコーリニコフで正義感のつもりの傲慢な自由意思
で試しに人殺しをしてみるんだけど、無神論すぎでダークサイドに落ちたご近所さんが妹に求愛した後自殺をしたり、
不細工で人間味のある常識人の(デスノートのLみたいな)
判事においつめられたりキリスト教狂信者の、めちゃくちゃ不幸で絶対救われてない境遇
でも信心ぶかい売春婦のソーニャに救われたりして恐ろしく困難で迷惑な回り道をした後人間の
心を取り戻す。この世界の主役にはなれなかったけど、自分の人生の主人公にはなれそうだってところで話は終わってる。
この人はすごくいい友達とかいるしもともといいやつだったから地獄におちずに済んだみたいなんだけど。

自由意思を持つことはそんなに怖いことで大変なことなんだろうか。
思い出してたのがドストエフスキーだったので自由意思と無神論がセットみたいになってるから
すごく大変なことみたいに思えるけど、異文化として無神論とか大変だなあって思うけどキリスト教
はもともと私のものではないので、こころの切実さはリアルでも、無神論の罪深さはピンと来ない。

ルフィとかナウシカとか悟空とか風立ちぬの男とか最後まで読んでないけどゴンさんとか
物語の主人公の人格は、ブラックホールみたいになるのはどうしてなんだろうって時々考えてい
て、大審問官が虚無であるのと同じ現象なのかもしれないなとかそういうことを話していた
ら熱が出た。

ゲド戦記のハイタカは、ブラックホールに立ち向かっててすごいよね。

大義と信念のある人は主人公になるんだけど
虚無の匂いと薄情さでなんだかついていけなくなる。

正しさはそれぞれの思い込みで出来ていて、信念はそれをさらに強化したものだから
他人のそれについていけないのは当然だとして、

自分のことをそう思えないのは、信仰もないのになんなんだろう。







昨日から東京福井金沢を巡回して北上してきた巡回少女展がギャラリー犬養ではじまりました

会期は9/11~/16 13時~22時 
(最終日は21時くらいに撤収を始めたいと思っています)

1階のお風呂ギャラリー二つと女中部屋をお借りしています。

メンバーは

アケミックス、キノ子中井結ナカムラ佳子澤田有季政田真吾いわさきみづほこまつたかしtakuchi

(敬称略) です

福井県鯖江市で行ったミクロコスモス蔵書票展と急きょ合体し、5人展が9人展となり見ごたえのある展示となりました。

女中部屋が蔵書票の部屋となっています。


週末にはフリーマーケットもありますし、ぜひ、ごらんください!
16 August 2013            あたいの夏休み  |  日々  |  C:0  |




今年の夏休みはいろいろなことがあったし、たくさん遊んだ。
去年の今より15キロ太って膝が痛い。

二日かかるかと思っていた墓参りが一日で終わり、今日は
このあいだ80歳で亡くなった大叔母の部屋にあった写真を整理していた。
どの写真もとてもすてきなんだけど、あと4分の1残っている。
昔は印画紙が高かったのか、小さい写真がたくさんあって 
ポケット式に収まるものではなかったのでピタッとアルバムの台紙(高い)
を買ってきてものすごく暑い部屋の中でたくさん汗をかきながら
作業をしていた。

ピタッとアルバムは余白を残さないと透明フィルムがくっつかないし
スキャンするときも光ってあまりよろしくない。

データがほしいと、本家の写真館をしている大叔母の兄が法事の時に
言ったので、すべてファイリングしたら実物をあげてしまおうと思う。
一番ほしい人のところにあるのが一番だから。

どうして私が整理をしているのかというと
遺品整理に行ったときに見つかった古い写真をすべて捨ててしまう
というので、見てみたらあまり素敵なので何かの素材に使ってく
れる人もいるかもしれないと思いギャラリー犬養のフリマで売ろう
と思って引き取ってきたのだった。

整理するうちに80歳だった大叔母が幼児だった時から高校生の時、
就職してから、肺結核で療養所にいたとき、また職場に戻ったとき
親戚や同僚や看護婦さんや買っていた犬の写真なんかが、実家が写真
館をしていたせいか大量にあってしかも一枚一枚がなんだか素敵な
ものだったので、せっかくだと思いフリッカーにアップした。

私は、親戚付き合いもあまりなく家族写真を撮る習慣もないけれど
大叔母の写真を整理できて満足している。まだ会ったことのない、
とても元気な大叔母に再開した気分だ。

紙もあまり強くなくて、だめになってしまうものかもしれないけれど
データよりはずっと頑丈で単純だよな。

夏休みの最終日にふさわしい、お盆らしい過ごし方をした


My great-aunt's photograph

 http://flic.kr/s/aHsjHw4nu5

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