恋の門のあとに罪と罰を読み始めたら、頭の中のペテルブルグが羽生生純の絵で、ラスコーリニコフの顔が蒼木門になっていて、ちょっと疲れた。ラスコーリニコフは美青年らしいけども。
行っていた大学に蒼木門にすごく似ている同級生がいた。一年に数回ある時期が来ると私は大学に暮らしていたんだけれど、彼とはよく食べ物を分け合っていた。食パンとか。でも特に仲が良いわけではなく共通の話題はドラえもんくらいのものだった。
今日の朝ごはんの、焼いてない食パンにヌテラを塗ったのは、ひさびさに美味しいものを食べたような気持ちになった。トーストにヌテラはなんか違うような気がしていたのだった。ラブラブサンドのチョコ味より高級な駄菓子系パンだったわ…ラブラブサンドってまだあるのかしら。
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「恋の門」に出てきた「ぢんぢろげ」って言うまんだらけ的なコレクターショップがあるんだけど、ぢんぢろげって花かなんかだと思ってたのね、まんだらけって花だから…でも違ったんだ。ショッキングな方向に。
会社の廊下で口走ってたらやだなあ。陰毛なのかよ、ぢんぢろ毛。たしかにぴったり形容しているぢんぢろ毛。
寺山修二の本はまんま「畸形のシンボリズム」っていう本で古今東西世界の畸形のありようを調べましたよと言う内容だった。人工的に作る奇形のところがとっても恐ろしかったので仕事中の暇時間と昼休みは生唾を飲みっぱなしだった。古代エジプトの、めちゃくちゃ痛そうな宦官製造手術だとか、本来ならば十数年はかかる纏足を一晩で作っちゃう纏足職人の話だとか。
きのうは、会社の先輩のプードルが貸してくれたラノベっぽい講談社文庫の「銀の檻を溶かして」と言うシリーズもののミステリを読んで、「結構重要な点が種明かしされていないように思うのだけれども私の頭が悪いんでしょうか。該当箇所を探してパラ読み返したんですがさっぱりです」と今日聞いてみたら「あれは、毎回すべての種明かしが行われるわけではないのです。余韻と残された謎を楽しむ。そういうシリーズなのです」と言われてしまった。もやもやするが明日二巻を持ってきてくれるそうだ。プードルは、私とはベクトルの違う趣味をしているので私の知らない世界を見せてくれる。スカイクロラ読まそうかなあ。でも、プードルの好みではなさそうだなあ。アンダーザローズなら読んでくれそう。
写真のケーキは食品サンプルなんですよ。
こないだ道で死んでた鳥の名前がわかった。土曜日にドライブに誘われて定山渓ダムに連れていって貰ったのだけどもそこの資料館の展示のひとつの「周辺の生き物」にシジュウカラもまぎれてた。
足下で死んでたシジュウカラが外傷もなくてきれいだったから、気絶しているのかもしれないと思って触ってみたけども、結局死んでいた。 生きていたら嬉しかったんだけれども。
昨日ドライブの帰りに万代というまんだらけのような店に初めて立ち寄り、三冊200円の本を買ってきた。「罪と罰」「ボーイズラブ小説の書き方」と題は忘れたけど今読んでる寺山修二の奇形児のシンボリズムがテーマのゆるい論文みたいな本。
あと、今日は結構込んでるベジタリアンカフェで穀物甘酒ラテという猛烈に重たい、液状カロリーメイトのような微妙な味のものを飲んでいたら口琴ホーミーワークショップがカフェ内で始まりだして、わたしたちと、ワークショップ参加者以外は全員が口琴やホーミーを嫌がって席を立って店から逃げ出していた。羊がいたら、寄ってきたかもね。 昨日のドライブに連れて行ってくれたともだちが、その店の「大豆蛋白」という鶏肉代食品のことを話していたので興味があったけどおやつ時だったんでおやつを食べた。
いま猛烈に血液がドロドロしてるはずなんでゴボウとか、白菜とかとにかく筋っぽくて植物性でサラサラしたものが食べたい。
なぜなら今朝のご飯はオムハヤシで昨日夜はハヤシライスで昼は塩ラーメンで朝がチャーハンで前の日の夜がペッパーランチのビーフコーンバターライスとお団子で、とにかく今週ときたらいつ食べたか忘れたけど天ぷらそばとかホットケーキとか炭水化物とトランス脂肪酸ばかりを摂取して寝てばかりだしそんなこと続けたら死ぬし。
椎茸豚肉白菜ごま油の蒸しスープを食べたい。
↑とかお昼に言ってたら夕飯がタラチリ鍋で望みの白菜をたくさん食べることができた。
木曜日は、会社で「ボーン・アルティメイタム」の試写会の券を貰ったんで観に行ってきた。前日は予習として「アイデンティティ」だけ見たのだけれど予想外に面白くてよかった。とくにあの、ボーンのやたらと可愛くないけど良いやつな彼女。謎に無敵なボーンの過去が断片的に「人殺し」だって分かったときの気まずい車中の沈黙なんかが人間味があふれてて好きだった。で、2の「スプレマシー」もさっき観たのだけれど、「3」でわけのわからなかった場面が当たり前だけどわかって、ちょっともったいないことをした。そしてあまりにも可愛くない彼女は2で結構可愛くなっていた。もっとドロッドロになりそうな設定なのだけれど案外あっさりでクールなつくり。そしてアルティメイタムの落ちのブラックなマンガぶり。でも、こないだ新刊紹介欄かなんかで読んだ、元FBI長官フーバーについて当時の№2(かつ長官のゲイ愛人だったらしい)が書いた暴露本のことなんかを思い出して、アメリカにおいて「え、なにそれ、アニメの悪の組織のこと?」って思うようなことは、結構リアルなのかも知れないと思った。一緒に行ったベロニカは、帰り道で歩きながら話してたゲイの№2の話によってさっき観た映画の内容が吹っ飛んだとまで言っていたけれど、「エリア51の話もあることだしねえ…」という例にはぜんぜん興味を示さなかった。「むしろエリア51だろうそこは」と思ったけれどもUMAとかUFO関係はつまらない人にはつまらないのだ。
映画といえば会社の同期のひとは、同じ日に「クローズ・0」を見に行ったらしいのだけれど隣に座った女子がパンプスを脱いでくつろぎだした所までは良いのだけれど、彼女の足が臭かったわ映画の途中で携帯でメールを打ち始めるわで「せっかくの小栗旬の価値半減だったわ」と言っていた。彼氏連れの足女だったのだけれど、復讐として「足臭くてたまらんわ!!」って隣の友達とでかい声で帰り際に文句を言いながら去ってきたらしい、彼氏に聞かれて立場無いわそんなの。怖い人だわ。関係ないけど小栗旬って、オグリッシュに聞こえて危ない。
ロッテンマリーはさびが気持ちよいので朝に電車の中で聴きたくなるのだけれどアイポッドシャッフルなのでそのシャッフルぶりによりぜんぜん出てこないので入れてから3回くらいしか聴けていない。
夢の中で何度も目が覚めるんだけど実際には目覚めない。
けど、ありえないことが起こって「ああ、夢なのか」って思って
起きて時計を確認して仕事に戻るけど実はその、起きて確認
してからのことも夢の中で、昼休みにご飯を食べたあとそんな
昼寝をしたので余計疲れた。夢の中では五度くらい目覚めた。
写真は新しいストラップ